はじめに
いっぱんてきにカローラのステーションワゴンを購入しようとすると、
カローラツーリングを購入検討される方が、多いと思います。
少し前まで、カローラのステーションワゴンと言えば、
カローラフィールダーが販売されておりましたが、
数年前からカローラフィールダーは、
EXの名でワングレードに絞り継続販売となっております。
現在では、販売形態のほとんどが、会社の社用車としての
販売が多くなっておりますが、
一般ユーザーの中で、比較検討される方もいらっしゃると思います。
しかし、どう違うのか？
本体価格を見ると、カローラフィールダーは安く見えます。
フィールダーを購入しても良いのか？
悩んでいる方の少しでも手助けになればと思い、
本日の記事の始まりです。
結論
少しでも安い方がよければ、カローラフィールダー選択あり。
スポーティーで格好良さを求めるならば、カローラツーリングが良い。
では具体的に細かく解説していきます。
スペック【エンジン・寸法の比較】
カローラツーリング
全長４４９センチ
全幅１７４センチ
全高１４６センチ
排気量は、ハイブリッドが１８００CC、ガソリン車が１５００CCです。
燃費は、ハイブリッドが、２７．３キロ／L。
ガソリン車が、１７.８／Lです。（数値は、W XB）
タンク容量は、ハイブリッドが４３リットル。ガソリン車が、４７リットル。
最小回転半径は、タイヤサイズによって違いがありますが、
５．０メーターから５．３メーター。
荷室長９３センチ
荷室幅は、最大幅で、１４６センチ
荷室高６５センチ
セカンドシート収納時の荷室長は、１９５センチです。
ここからわかるのは、とても低重心で乗り心地重視という点です。
カローラフィールダー
全長４４０センチ
全幅１６９センチ
全高１４７センチ
排気量は、ハイブリッドとガソリンともに、１５００CC。
燃費は、カタログ値、ハイブリッドが、２７．８キロ／L。
ガソリン車が、１９.２／L。
タンク容量は、ハイブリッド車が３６L。
ガソリン車が、４２Lです。
最小回転半径は、４．９メーター。
荷室長９７センチ。
荷室幅の最大幅は、１５１センチ。
荷室高７３センチ。
セカンドシート収納時の荷室長は、２０２センチです。
ツーリングとカローラフィールダーは、
全長は、カローラフィールダーが長いですが、
荷室の広さは、圧倒的にフィールダーの方が、使い勝手が良さそうです。
金額の比較
車両本体価格は、
カローラツーリングが、
ハイブリッド：２４６万円から２８５万円（2WD）
ガソリン：２０７万円から２５０万円（2WD）
※2024年2月現行モデル金額
カローラフィールダーが
ハイブリッド：２３５９０００円（2WD）
ガソリン：１９１５７００円（2WD）
ベースグレードXグレードとEXグレードの差額は、
ハイブリッドが、１０１，０００円。
ガソリン車で、１５４，３００円。になっております。
「思ったほど、金額差がない」と感じます。
金額含めた装備の差
先ほどの差額
※カローラツーリングXグレードとカローラフィールダーEXとの差額が、
それぞれ
ハイブリッドが、１０１，０００円、
ガソリン車が、１５４，３００円でした。
この金額差で、装備の違いがどれほどあるのか、
確認していきます。
【機能比較】
カローラフィールダーEXグレード／カローラツーリングXグレードで比較
左がカローラフィールダー、右側がカローラツーリングの内容です。
タイヤサイズは、１８５・６０・１５ ／ １９５・６５・１５
安全装備 TSSトヨタセーフティーセンス
自動ブレーキ歩行者検知ーーー 昼間 ／ 昼夜
自転車検知ーーー できない ／ 昼夜
自動２輪（バイク）検知ーーーできない ／ 昼間
レーダークルーズーーー できない ／ 全車速域追従付き
LTA ーーーーーーーーーー できない ／ できる
LDA ーーーーーーーーーー できる ／ できる
ロードサインアシストーーー機能なし／ あり
PDA ーーーーーーーーーー できない ／ できる
発進遅れ告知ーできる（信号検知なし）／ できる（信号検知機能あり）
ブラインドスポットBSM &SEA ーーーー設定なし ／ 設定あり（一部オプション）
ガソリン車：カローラツーリング１０速シーケンシャル付き
パーキングサポート前後方支援：カローラツーリング・フィールダー共に機能あり
標準が、２スピーカー 。
ディスプレイオーディオーー設定なし／ ４スピーカー付きオプション１６９，４００円
以上のような内容になってます。
意外と安全装置に違いがありました。
特にカローラツーリングは、
レーダークルーズコントロールが設定されているため、
高速走行で、ストレスや疲労感が明らかに、
少なくてすむでしょう。
また、一般道でもPDA（プロアクティブドライビングアシスト）が
設定されているカローラツーリングは、普段使いでも、安心して、
走行ができそうです。
続いて、グレードの設定を見ていきます。
グレード内容
カローラツーリングのグレード設定は、
３種類
WXB
G
X
春頃からは、特別仕様車設定追加予定です。
フィールダーは、グレードは、いつのみ。
EX一択です。
割っきって、残してある車とでも言いましょう。
普通に考えると
装備と金額差は、
１０万円くらいならば、
明らかにツーリングを選択するでしょうが、
１万でも安い方が良くて、
荷室は、少しでも広い方が良ければ、
フィールダーの選択も全然ありです。
個人的見解になりますが、
高速走行するのであれば、
レーダークルーズ使えるカローラツーリングが優位です。
しかし、荷物優先で、なおかつ少しでも燃費が良く、
１万円でも安い方がよければ、カローラフィールダーの選択も
ありです。
実際にカローラツーリングを購入されている方の多くは、
GグレードやWXBの上位グレードを購入される方の方が、
多いので、実際に個々の車との比較をされる方は、
少ないかもしれませんが、
荷室が意外とカローラフィールダーの方が広かったというのが、
わかっただけでも、よかったです。
また、全高が、１センチだけですが、
フィールダーの方が高いのと
後席の居住は、カタログでは、
分かりませんが、意外と広く感じますので、
繰り返しになりますが、
後部座席の居住性や荷室重視の方は、
検討に入れても良い車になります。
まとめ
カローラフィールダーは、
ツーリングよりもシンプルな車です。
長年販売を続けているフィールダーは、
悪く言えば、デザインに古さが感じられます。
デザインが好みの方には、良いデザインと言えます。
一方で、カローラツーリングは、よりスポーティなデザインです。
ファミリー向けも良いですし、
一人でも使用する方でも、かっこいい印象です。
どちらもトヨタのデザイン哲学を反映している車です。
デザインに関しては、好みが人それぞれなので、
ここでは、あまり言及するのは、
控えておきます。
今回比較した、カローラツーリング・カローラフィールダー共に
大きさの割には、選びやすい価格設定になっているのではないでしょうか。
今回の記事は、
カローラフィールダーとカローラツーリング、
それぞれの特徴や違いを知って、
自分に合った車を選ぶ手助けになれば嬉しいです。
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