はじめに
トヨタ自動車は、昨年の2019年秋口から
カローラスポーツを始め、クラウンやC -HRに
ディスプレイオーディオを標準化してきた。
しかし、ここへきて方針を変えるのか?
そんな、判断とも取らざる終えない内容!
不評を漏らすのは、ユーザーだけではないのか。
実は、販売店からも出ている不満の声。
販売店のスタッフは、
「使い方に不満があるユーザーは多い」
という意見だ。
ディーラーオプションで用意されているCDやDVDデッキは、
いかにもあとから取ってつけたようなところに付く。
CDやDVDを見る人も少なくなってきたのは、
明らかだが、まだまだ需要はある。
「もう少しスマートなところにつかないのか?」
というユーザーの声。
車種によっては、CDやDVDの販売手オプションがない車種もある。
そんなディスプレイオーディオにトヨタ自動車の方針が、
ついに変わるのか?
結論
不評からディスプレイオーディオと
ラジオレス仕様を選択できるように、
ベースグレードに用意することになった。
現段階で、廃止になることは、ないが、
1グレードに、従来通りのナビをつけられる
「オーディオレス」設定ができる。
今回、発表されたオーディオレス設定車両は、
一部のグレードだけだが、今後もしかしたら、
グレード設定を増やすかもしれません。
![è»å¥½ãã®ã¤ã©ã¹ãï¼ç·æ§ï¼](https://4.bp.blogspot.com/-qWfxW8_vEh0/V8jqX4RvwEI/AAAAAAAA9d8/ujkTDYhsTik4tDLrlRQ8JUhsZb-AoPMYACLcB/s180-c/car_lover_man.png)
ディスプレイオーディオの今後
現在、輸入車や自動車国内メーカーでもディスプレイオーディオ搭載車両は、
増えてきている。しかし、トヨタ自動車のシェアは、国内メーカーではトップ。
他社と比較できないほど影響力がある。
トヨタ自動車の車に市販のナビがつけられなければ、
市販ナビメーカーは、売上確保が厳しい。
ナビメーカーは、今後の存続に多大な影響が出ることになる。
実際、市販メーカーの売り上げに、昨年の2019年秋頃から影響が、出ている。
このままディスプレイオーディオ採用車両が増えれば、市販ナビメーカーは、
先行き企業存続も怪しくなる。
それに加えて、コロナ騒動!
「もう限界」というところだろう。
そんな状況ではあったためか、トヨタ自動車として
従来通りラジオレスの設定グレードを用意することになった。
今後のスケジュールは、夏頃をめどになる予想だが、
6月には、ヤリスやアルファード&ヴェルファイアに
「オーディオレス」設定が出来る。
販売店側の見解
![ã¢ãã¿ãè¦ãã¦æ¡å
ããåºå¡ã®ã¤ã©ã¹ãï¼ç·æ§ï¼](https://1.bp.blogspot.com/-pslAymj_qGU/WhUhnmXQA7I/AAAAAAABIMg/t8HwQCGGlSQ6IrIkANpl6lrHtgNcL0PbQCLcBGAs/s180-c/annai_monitor_apron_man.png)
ディスプレイオーディオについては、
ユーザーに受け入れられるケースもある。
しかし、市販のナビがつけられないことや、
CDやDVDが使えないことにより、お客様の選択肢から
トヨタ車が外れることがあるのも事実。
トヨタ純正の販売店オプションナビが売れていた時期は、
利益も確保できていたが、ディスプレイオーディオが搭載された車両に
何もつけない場合の利益率は、悪くなる。
ユーザーとしては、販売店オプションのナビパッケージを装着すれば、
従来通りのナビと同様に使うことができる。
利益も見込めるが、今までどおりというわけには行かない。
なぜならば、ラジオレス設定がある車種が、
減ることで明らかな収益減になっているからだ。
販売店は、別の収益源を探すことになるだろう。
そこにお客様のニーズが合致すれば、ナビになかった価値が生まれる。
時代とユーザー思考
スマートフォンが、日本に登場してから10年が過ぎた。
出た当時、世の中の人たちは様々なことを言っていた。
![æºå¸¯é»è©±ã®ã¤ã©ã¹ãï¼ã¬ã©ãã´ã¹æºå¸¯ï¼](https://4.bp.blogspot.com/-sr9Fs1U1P2M/UnXnRYZ3oCI/AAAAAAAAaLo/jgposaQay6s/s180-c/kaden_keitai.png)
「今までのほうが使いやすくてよかった。」
「最新のものは、かっこいいよ。」
「おれは、ずーとガラケーでいる。」
それがだんだん年月が進むに連れて、普及し始め
周りがスマホユーザーが増えるとガラケーを使っていた人も、
「おまえまだガラケー使っているのか?」と言われ、
「スマホ持ちたい」欲求が出てくる。
![ã¹ãã¼ããã©ã³ã»ã¹ããã®ã¤ã©ã¹ã](http://4.bp.blogspot.com/-cC8ybC_4nUg/VGX8pO9cLhI/AAAAAAAApKQ/ZToS-DsItD4/s180-c/smartphone.png)
はじめは、使いづらくても人間は順応する能力があるため、
だんだん使えるようになる。
使えるから活用するに変わっていく。
「活用できる」ようになると「ないと困る」ようになる。
そんな時代の変化で今やスマホや日本の8割にまで普及している。
しかし、2割は、携帯を持っていない人やガラケーを使っている人。
何かを普及させようとしても100%になることは、
国が決めた法律と違うので、まずないのである。
そこを踏まえて、今回のディスプレイオーディオの件を考えると、
販売店側もユーザー側もまだまだ普及には、双方の慣れと馴染みが
必要なのだ。
不評を言う人もいるが、新たな機械を使いこなしている人もいるのも事実。
使いこなすユーザーが増えれば、時代とともに市販ナビは明らかに今後
少なくなって行くこととなる。
まとめ
ディスプレイオーディオが登場して、まだ月日が浅い。
周りからの要望により、一部のグレードに、トヨタは、
ラジオレス設定を設けることとになった。
背景として、それについていけない販売店側とユーザーがいるからだ。
そして何より市販ナビメーカーからの訴えが大きかったと言える。
今後の展開は、一部に市販ナビをつけられるグレードを設けて来るだろうが、
まだまだ、ディスプレイオーディオを標準化した車種展開になることが予想される。
スマホと連携をさせた機能が益々増えてくればよりユーザーにとって、使える機能に
なっていくことだろう。
![ã·ã§ã¼ã«ã¼ã ã®ã¢ããã¤ã¶ã¼ã®ã¤ã©ã¹ã](http://1.bp.blogspot.com/-gp7kC59aUmI/VfS6pmKqabI/AAAAAAAAxTI/LR7YtW5tU_I/s180-c/showroom_adviser_guide.png)
販売店や市販ナビメーカーが、いろいろ言ったところで、
結局は、ユーザーがどう思うかが今後の鍵となる。
コメント