はじめに
PHVは、100%EV車両と比べると
とても魅力的な車です。
充電が出来る上、燃料でも走行ができる。
なぜなら距離を気にせず、安心して
走行できる。
充電できるところがあれは、ガソリン代が
安く済む。
とてもメリットだらけの車に思えます。
しかし、電池は
使用と充電を繰り返せば、消耗していくもの。
交換時期がいずれきます。
実際、交換にはいくらかかるのか疑問に思い
調べました。
結論
主要なPHV車両
一例
プリウスPHV
モデル型式(ZVW52)
約45万円
RAV4PHV
モデル型式(AXAP54)
約85万円
上記のコストを高いと見るか
安いと見るかは別として、2020年時点で、
電池交換コストは、上記の金額がかかります。
今後時代が進みEV車両が増えていき、
電池交換コストが下がっていけば、
最終的には3分の2もしくは、
約半分まで抑えられるかもしれない。
PHV燃費
使用用途として、
移動距離が、短い範囲の使用であれば、
モーターだけでガソリンを使わない使用が出来る人もいると思います。
では、実際燃料は使わなくても電池を充電する時に『電気』は使うことになります。
しかし、カタログ記載の燃費数値はあくまでも、
ガソリンの使用量に対して何キロ走るかを示してる数値しか記載されておりません。
実際カタログ値は以下になっております。
ーーーーーーーーーーー
WLTCモード30.3キロ
充電で走行可能な距離
60キロ
ーーーーーーーーーーー
100%電池で普段走行できれば、
燃料代はかかりませんが、電気代はかかります。
この事を踏まえて考えた方が良いです。
〈充電時間〉
充電時間は、充電方法により異なります。
引用:トヨタ自動車HP
○200V専用配線を用いれば、2時間20分
○100V線の場合、 14時間
○急速充電(オプション)、 20分で8割充電が可能
〈充電費用〉
ここでは、普通充電の場合、200Vと100Vのコストについて記載します。
消費キロワット
200Vの場合・・・約6.5kWh
100Vの場合・・・約8kWh
かかります。
これに、読者様がご加入されている電力会社の費用を
かけていただければ、費用が算出されます。
ーーー 一例 100V充電で計算 ーーー
東京電力従量料金120KWhまでの19円で計算した場合
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
152円
60キロをEVだけで走行できたとすると、
1キロあたり2.53円(EV)
ガソリンでリッター30キロ走行できるとすると、
1キロあたり4.33円(ガソリン)
ガソリン(リッター130円と比較)より安くなります。
ーーーー 30円で計算した場合は、ーーーーーー
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
240円
60キロをEVだけで走行できたとすると、
1キロあたり4円(EV)
ガソリンでリッター30キロ走行できるとすると、
上記と同じ
1キロあたり4.33円(ガソリン)
ガソリン(リッター130円と比較)とほぼ同じ金額。
上記料金を月に500キロ走行する人がうまく電気だけで、
PHVを乗っていた場合、
ガソリン比較で、月に1000円ほど、PHVのほうが
安くなる計算になります。
10年で12万。。。。。。。
PHVの検討思考
電池容量をたくさん積載しているPHV。
交換コストは、致し方ない。
燃費に関して、もっと伸びてほしいと個人的には期待する。
PHVを検討する場合、燃費(電費?)だけを考えるのではなく、
別の視点を持つことも大切。
1,走行性能が良いこと
とにかく静かなことはもちろん、走行安定性が高い車。
走行時の疲労感は他の車よりも少ない。
引用:トヨタ自動車HP
2,電力供給車としての活躍
PHVの電池を家庭へ供給することができる。
設備は必要になるが、単純に電気の供給ができる点は、
高く評価できる。
自然災害時では、命をつなぐことができる可能性すらある。
そこまで考えると決して高くはない。
引用:トヨタ自動車HP
3,環境に貢献している
燃費が良くなれば、CO2削減に貢献できていることとなる。
まとめ
PHVの電池は長い期間使用すれば、いずれは、交換が必要になります。
交換コストも踏まえて、検討いただき、交換が必要になっても、
驚かないでいただきたい。
2020年現在、上記に電池交換の価格を記載しましたが、
コストは、いずれ、普及とともに下がると予想できます。
PHV車両または、EV車両が5年後、10年後どこまで進化して、
普及するかは、わからぬ未来ですが、自動車産業の未来は、まだまだ
進化していくでしょう。
燃費だけを考えず、トータル的に適した商品なのかを考えて、
選択していただきたいと考えます。
トヨタ自動車は、水素自動車のMIARIをマイナーチェンジしました。
インフラは、まだまだ、整いません。
なおかつ、他社では水素自動車を開発しているところが見当たりません。
どこまで今後普及するのか、PHV、EV、水素自動車含めて未来へ
ワクワクがとまりません。
おまけ
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