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トヨタ自動車 アイドリングストップ廃止か【基本内容の確認・今後について】

自動車業界
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はじめに

現在の乗用車は、

アイドリングストップが搭載された車が

ほとんどです。

信号待ちで、エンジン停止。

ストップ&GOを繰り返し行っている。

はたして、本当に燃費が良いのか?

疑問がたくさん出てきます。

アイドリングストップ機能を搭載することで、

燃費は良くなっても、エンジンにとって本当に良いのか?

信号待ちでエンジンが停止し、エアコンのファンや

電装系に負荷はかからないのか?

そのことについて、さまざまな意見がある。

それについての結論は、出ていない。

また、

最近の新型車両には、アイドリングストップ機能が、

搭載されなくなっているというのは、本当か?

アイドリングストップは今後なくなるのだろうか?

アイドリングストップの基本の内容と今後について

見ていこう。

専門用語は、ほとんどなしで解説して行く記事です。

よかったら、広めてください。

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結論

少し前に「ガソリン車の販売を禁止する」

目標を政府が発言しました。

国の燃費基準は、とても厳しい。

ガソリン車にとって、

燃費基準を達成する方法は、

アイドリングストップ機能。

しかし、今後は、アイドリングストップは、

トヨタとしてなくしていく。

なぜかは、下記へ続きます。

現在アイドリングストップ採用していない車両

実際、近年発売した新型車両や改良後の車には、

アイドリングストップ機能が非搭載になっている。

ヤリス

ヤリスクロス

RAV4

ハリアー

2021年4月改良後

アルファード&ヴェルファイア

アイドリングストップ機能

ここでおさらいも含めて、

アイドリングストップを確認します。

知っているという方も多いと思いますが、

一言で言えば、

「停車時にエンジンを止める機能」

それで十分な理解だ。

しかし、構造は、そんな簡単なものではない。

エンジンを止める&始動の繰り返しになる。

部品には、非常に高い負荷がかかる。

エンジンを始動させるのは、

「セルモーター」。

間違いなく、寿命が縮む。

エンジン始動時に、電気の配線にも負荷がかかる。

本来、製品に対し、電気は、一定に流れて動くもの。

ストップ&スタートを繰り返すことで、一定の電流に、

変化が生まれる。そのままでは、一定ではなくなってします。

しかし、それでは、製品は、動かないので、一定に流すように

、不安定な電流でも耐えられるように、設計した製品が必要になる。

最近の車は、すべてコンピューター制御。

電気だらけというわけ。

最近耳にするものでも、多数ある。

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ナビ・ETC・自動ブレーキ装置・ドライブレコーダー。

エアコン・パワーステアリングも電気だ。

繰り返しになるが、

そんな機械に負荷をかけても耐えられるように

設計されている。

すべて、アイドリングストップ対応させている。

アイドリングストップ車両が出てきたときは、

アイドリングストップ対応の機種ではないと

「壊れる」ということが、当たり前に言われていた。

それだけメーカーも改良を重ねてきていた。

また、電気系統のもとは、バッテリーである。

バッテリーもアイドリングストップ車対応の

バッテリーがある。

しかし、そのバッテリーがまた問題になっている。

「重い・高い・寿命が短い・だめになるときは急にやってくる」

良いところが見当たらない。

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アイドリングストップのメリット

上記の内容は、

デメリットを羅列したようになってしまったが、

ここからは、メリットを解説していく。

アイドリングストップすることで、CO2削減になる。

再始動時に燃料を使う量は、多くなっても、

排気ガスの排出量は、少なくなる。

そのことで、大気汚染の抑制になる。

それだけではない、

メーカーとして都合がよかった。

繰り返しになるが、

国の燃費基準は、とても厳しい。

燃費基準を達成するために、

アイドリングストップは都合が良かった。

以前、政府は、2009年リーマンショックによる景気後退対策として、

政府の減税策(エコカーの減税)をうちだした。

そのため、燃費基準をクリアするために、

アイドリングストップ機能をつけた車両が、

2010年以降急速に普及していった。

アイドリングストップから離れていくトヨタ

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総合的に見ていくと、排出ガスをその時だけ減らすことができても

製品を作る過程で二酸化炭素を発生させている。

また、上記に上げたようにアイドリングストップ機能がない車と比べて

バッテリーに負荷がかかるため、寿命が短くなる。

アイドリングストップ車両には、アイドリングストップ専用バッテリーが

搭載されている。

通常の小さいバッテリーと比べて費用は倍以上。

例えば、

10年前に搭載されていた、

コンパクトカーのバッテリー費用は、

1万円以下でした。

ところが、

最近のコンパクトカーのバッテリーは、

4万円ほどするものもある。

アイドリングストップや電気装備が多くなった車に

対応するため、サイズも大きくなり

更に、アイドリングストップに対応した

バッテリーを積まなければならない。

アイドリングストップさせるための装置類や

バッテリー費用が上積みされる。

そもそも、燃費基準をクリアするために搭載させた

アイドリングストップですが、

「本当に燃費がよくなるのか」

実際は、ほとんど変わらないのである。

そのため、ここへ来てトヨタ自動車として、

アイドリングストップしなくても高圧縮エンジンを採用することで、

高燃費も出せるようになった為、

今後アイドリングストップ車両は、

なくなるだろうと筆者は予想している。

まとめ

今後トヨタ自動車だけではなく、

他メーカーも追従してくる可能性は高い。

様々なメンテナンス費用を考えると、

「アイドリングストップなんかなくて良い」というのが、

ユーザーにとっても本音だ。

メーカーは、燃費だけの数値を考えるだけではなく

メンテナンス費用も含めて、

全体的な尺度で、開発をしてほしい。

また、もしアイドリング車両を乗っていて、

バッテリーを交換しなければ行けないことになった場合は、

費用を抑えるために、ネットの価格も確認してみると良いでしょう。

下記にアマゾンリンクを貼っておきます。

参考にしてみてください。

バッテリーには、サイズや向きがあるため

現在ついているサイズの向きやサイズの確認が必要です。

また、メーカーが異なるとサイズ表記に違いが出ますので、

サイズの確認は、販売店で適合を確認いただくことをオススメします。

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