スポンサーリンク

トヨタ販売店 扱い車種併売化へ 前倒し<今後どうなる販売店>

自動車業界
スポンサーリンク

はじめに

トヨタ自動車は、車を製造するメーカーです。

トヨタ販売店は、トヨタ自動車が製造した車を販売するお店です。

俗に言う「ディーラー」です。

スポンサーリンク

トヨタ自動車メーカーが、

2022年から2025年までの間に

徐々に扱い車種を減らしなおかつ、

「どこの販売店でも同じ車種を扱います。」

と発表をしておりましたが、

急遽2019年6月に前倒しで

「来年の2020年6月より

併売(どこの販売店でも同じ車種を扱う)を

行います」と発表しました。

現在販売店の種類

スポンサーリンク

トヨタ車は、現在約60車種の扱いがあります。

徐々に「30車種に減らす」発表が、

メーカーからありました。

販売車種が減ると全体の販売台数も必然と減ると思いますが、

今後の動きを見てみないと

なんとも言えません。

実際、販売車種を減らす前に、

メーカーは、販売店の扱い区分をなくす発表を行いました。

これには、

「実際に売れている車種を見極めるため」

と言われております。

スポンサーリンク

今現在トヨタ自動車の販売店は、

1,トヨタ店

2,トヨペット店

3,カローラ店

4,ネッツ店

4つの販売店から成り立っております。

それぞれメインで販売している車が存在し、

それぞれ特色があると言われております。

ユーザー目線ですと、

「トヨタのお店ならどこでも同じものを

扱っているのではないの?」

と思ってしまいます。

スポンサーリンク

何故分けていたかは、

「客層別にターゲットを絞った販売戦略」を

していたから。

例えば、

トヨタ店では、主にランクルやクラウンを扱ってます。

↑高級車思考の客層

トヨペット店では、アルファード、ハイエース、ハリアー。

↑高級よりのファミリーユーザー思考

カローラ店では、カローラシリーズ、ノアを扱ってます。

↑大衆ファミリー思考

ネッツ店では、ヴィッツやヴェルファイア、ヴォクシーを扱ってます。

↑若者思考

と言った感じに分かれております。

上記を一緒の扱い車種にすることで、

現在ある販売店のがどのように変わっていくか、

そこで働く販売店の従業員は、

どのように変化していくか、心配です。

車種統合は?

スポンサーリンク

販売店の併売化の発表が出る前に、

販売車種を60から30に減らす話がありました。

2000CCクラスのミニバンは、

3車種トヨタが兄弟車を出してます。

ノア、ヴォクシー、エスクァイア。

販売台数だけ見るとヴォクシーが1番売れてます。

車種構成を減らすために兄弟車を1車種にする場合は、

単純に販売台数が一番売れている車種を、残して

あとは廃盤にすれば、いいかというと、そうでもない。

実際ヴォクシーを販売しているネッツ店は、

カローラ店よりも店舗数が多く存在します。

販売店の数が多いから販売台数が多いかもしれません。

その確認をメーカーは、したいのです。

その為、車種を減らすよりも先に、

併売化を前倒して、

「同じ車種を扱っても販売台数に差が出ないか」を

調査したい狙いがあるはずです。

車種を統合する前に、販売店の併売化を先にしたいのです。

販売店はどう変化する

スポンサーリンク

現在、販売店の種類は4つ。

メーカー直営店を省くと、

別々の資本会社が、同じ看板を出しているケースがある。

例えば、

同じ県内にあるカローラ店、2社存在するケースもあります。

埼玉にあるカローラ店は、

トヨタカローラ埼玉と

トヨタカローラ新埼玉。

見た目は全部同じ看板を上げてる会社ですが、別会社です。

社長ももちろん異なります。

これと同じように各販売会社は別々の会社がほとんどです。

皆さんの近くのトヨタのお店を思い出していただくと、

道の反対側にトヨタ店のお店があって、

その反対側にはネッツ店のお店がある。なんてケースありませんか?

スポンサーリンク

このお店が2020年5月から同じものを扱うお店になったら、

町中のトヨタ店が同じ商品を扱っているのです。

消費者からすれば、お店が増えれば、

「便利に感じる。」と思う方もいるでしょう。

しかし、働いている側や経営陣からすると、

シェアの奪い合いが激化する可能性があります。

店舗の数を減らしたり、会社の整理や統合を行ったり、

従業員数の削減を行わなければならないかもしれません。

何れにせよ販売店に取っては、扱い車種が増えるメリットと

競争が激化するデメリットの両方がかされることになります。

まとめ

スポンサーリンク

メーカーの考えを読み解く

最終的には、トヨタ自動車は、販売店をスリム化し

優秀な販売店を残し、販売店の数を

調整する狙いがあります。

人手不足と言われている昨今ですが、

「少子高齢化」「車離れ」により

マーケットは、必ず縮小します。

現実、進行形で縮小しております。

そんな中、生き残れる販売店は残し、

より良いサービスをお客様に提供できる

狙いがあります。

トヨタ自動車がお客様にとって、

益々良い会社を目指していくでしょう。

コメント