はじめに
「営業職のお客様の接し方マインドについて」
の内容になります。
プロの営業マンは、「すべてのお客様を満足に導き
成果を出せる人間」と位置づける人もいます。
しかし、それは、今の時代には不適合と断言します。
時間効率と本人のメンタルを考えると、
大半の人間には、当てはまりません。
ごくまれに数%の確率で、当てはまる人もいるでしょうが、
大半の人は、すべてのお客様を満足に導き成果を出せる神業など
持ち合わせておりません。
では、どのように効率よく顧客とやり取りすれば、
良いのかを解説していきます。
もし、あなたが、神業を持ち合わせていて、
すべてのお客様に満足行く対応ができると
断言できるのであれば、以下は、読み進めなくても良いでしょう。
今回は、上位数%に対して向けた記事ではありませんので、
ご了承を!
結論
○営業は、辛く大変な仕事と考える人もおりますが、
考え方次第で自分でコントロールできる職種です。
○自分には、できるキャパが決まっていることを理解しましょう。
キャパには、伸びしろもあります。
まだ気持ちにゆとりがあるのか、もう限界なのかは、
本人しかわかりません。限界を知ることも長く仕事を続ける上で
重要な考え方です。
それを超えて能力を発揮しようとしてもいつかは無理や
ボロが出てきて途中で挫折します。
自分の能力を見極めることも立派なスキルです。
「決して諦めろ」と言っているわけではなく、
自分の能力を日々アップデートする向上心や自分なりの努力は、
必要です。アップデートをせずに無理をすることは、
やめたほうが良い。
なぜなら、それは、メンタルにとって、マイナスでしかないからです。
それを踏まえた上で、
以下のマインドを持っていると気持ちが楽になります。
●「お客様を選んでも決して、マイナスではありません!」
●「無駄な接触は、止める!」
●「無理難題を言い続ける顧客は悪と思え!」
営業職では、時間と効率を最優先する
昔はプロとして、
「高い山を乗り切るために何日も努力をするのが営業の仕事」と考えられておりました。
(体育会系)(^_^;)
「それを乗り越えられれば、達成感が最高に得られる!!!!」
上記のようなマインドで仕事に取り組む人も未だにいます。
しかし、時間は有限です。
見切りをすることも大切なスキルです。
更に例えると、
仕事において、山を登るのもそこにロープウェイがあるならば、使ったほうが効率的。
山登りが好きで「趣味として」山を登るのは良いですが、
仕事に関しては、結果と数字が全てです。
本人の自己満で過ごしてもらっては経営陣は、困ってしまう。
「仕事内容が、頂上につくこと」ならば、
あなたは、
自力で登る方法とロープウェイを使って登る方法
どちらを使いますか?
ロープウェーがあるのにも関わらず、時間を何倍も使い
自力で汗をかき草木を分けながらようやくたどり着いた頂上!
本人にとっては、とても達成感があり気持ち良いでしょう。
しかし、ロープウェイに乗れば10分で頂上につくとしたら!!
体力を残すこともできます。別のことをやる気力も残すこともできます。
結果として別の成果を同じ時間内で生産できる可能性ができます。
上記を前提に仕事を考えたほうがメリットがあります。
時間を制したものが、社会を制すといっても過言ではない。
営業マンは、お客様を選んでも良い
「全部自分に合わないお客様・全部自分に合うお客様もいません」
○お客様は、あくまで、他人。
少し合わないところもあれば、少し合うところもあります。
ここで言う「お客様を選ぼう」は、社会通念上共通して、
「対応しても無駄」だと思えるお客様を指します。
自分の商品では、明らかに対応できないものであれば、
お断りすることも必要です。無理に説得しても結果は、変わりません。
○自分ができる最良を、示す必要は、あります。
気持ちとして、
数字や売上が出ない時の営業マンは、辛いものです!
プレッシャーから来る焦りに負けそうになることもあります。
しかし、数字が出ない時こそ見切りをつける勇気も大切です。
数字が出ない営業マンに多いのが、悪徳顧客を見込みに
上げてしまうことがあります。
あきらかに厄介な顧客でも数字が上がらないときは、
わらをもすがる思いです。
しかし、自社の商品を購入してもらえるかもしれないと
思っても悪徳客は、見込客にはあげてはダメです。
結果として、時間をむしり取られて、終わるだけです。
悪徳顧客は、購入してもらった後、あなたに長い時間、
「トラブル」という形で継続的に、
負の時間を与え続けることになります。
営業マインドに対して、
合わない人に一生懸命、合わせようとする必要はありません。
なぜなら、続かないからです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分に合う人っているのかなぁー!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合う人を見つけるほうが、難しいかもね(^_^;)
考え方としては、
合う人を見つけるよりも、合わない人と距離を置くって考えたほうが効率的!
※
結論としては、あなたにとって不利益を与える人とは、
距離をとった方が良いです。
避けてもいいと思える人
○毎回時間がかかることをお願いしてくる人
○いつまでもとにかく値切る人
○言うことがコロコロ変わって定まらない人
○意思決定ができない人
上記のような顧客は、経験上、時間だけ取られて、無駄になることが多い
優秀な営業マンは、顧客を育てることができる人
手間がかからないお客様は、悪く言えばこちらに関心がない人と言えます。
こちらに関心がないお客さまは、成果に結びつく可能性は低いです。
営業は、手間暇がかかるものです。
手間がかからない顧客は、いつのまにかいなくなります。
逆を言うと、手間暇かけておく必要があります。
日々接触を多くしているからこそ、本当の意味で優良顧客になるのである。
日々、なにか困りごとがあれば、自分に連絡をもらえるような関係性を
持ちましょう。
営業職の考え方まとめ
顧客の線引きを行い、時間効率を考えることが大切です。
まずは、自分のルールを決めましょう。
自分にできることと、やりたいことを最初に決めること。
それに向けて自分をアップデートすること。
そして、無理なところがあれば、日々修正していくことも、
必要です。
無理難題を言う人から、距離を置き、
自分にとっての優良な顧客を増やすために、
自分から顧客を育てていきましょう。
おまけ
自分をアップデートするために、
私は、目標として、1ヶ月に本を10冊読むことを目標にしています。
本に、よっても様々な種類があり、長さも違いますので、
それ以上読むこともあれば、10冊までたどり着かないこともあります。
短期間では、難しくても長期間で目標に対して、達成すれば良いと
自分の中で決めていますので、1ヶ月単位では、一喜一憂しないようにしています。
このように、最初に決めた目標に対して、最初からできないと人は、
挫折してしまう傾向が強くなりますので、1ヶ月過ぎて進歩が遅ければ、
2ヶ月目は少しペースを上げる等の修正をしながら目標に向かっていくことが、
重要です。
これを気に仕事上とプライベートの目標を決めて見ても良い時期かもしれません。
参考に、本を読んでいると紹介しましたが、最近ではどこでも読めるデバイスがとても便利です。もし現在持っていなければ、本を読むだけのデバイスをこれを機会に購入しても面白いかもしれません。
コメント