地方の中小企業、後継者問題を考える〈小さいうちの教育から〉

現状 

今や跡継ぎがいない、企業が多数ある。

企業によっては、業績もあり、とても残念だ。

最近では、跡継ぎがいないので、

養子を迎える場合もある。

子供がいても、会社を引き継いでもらえなかったり、

好きなことをやりたいと言って、継いでくれないところもある。

経営者としての考え

そんな中、地方のある製造業の社長と

お会いした時の話。

またこんなこともおっしゃってました。

その事を聞いて、私は、

一般的な家庭だと子供がまだ、

小学生中学生のうちは学業に専念してれば、

それで良いと言うお宅が、

ほとんどだろうと思いました。

親からの贈り物

今回語ってくれた社長の会社は、

小さい規模ながらも企業拡大を図り、

令和の時代にも成長する為、

海外進出も積極的に行なっている会社だ。

その社長も子供の頃を思い返してこんな話を

してくれました。

と語ってくれました。

その事で、学校の成績は、すごく良いわけではありませんでしたが、

仕事の人付き合いや大人の行動は、肌で感じて学んでいた。

自分が大人になれば、社長として、立派に経営を

担っていかなければならないのだと

子供ながらに考えていたと言う。

中学生から子供に対して

環境を整えてあげる親の責任に

すごい共感しました。

以上のような環境があれば、

親に従い自分から率先して、

親の家業を継ぐ可能性は大いに

増えるのでしょう。

思考

親によっては、自分がやっていた事を

引き継ぐことはないと

考える親もいるかもしれない。

好きな事をやればいいと思う親もいるでしょう。

好きな事がある人間が、

どれほどいるか考えてみてほしい。

大人でも何が本当にやりたい事なのか

本当にそれで良いのか、自問自答しながら

生きている人たちは山ほどいる。

好きな事が見つかっているのか、

親の家業をただ単に継ぐのが嫌なだけなのか。

大抵の場合は、後者の方が多い。

それは、勉強さえしててくれればと言って、

小さいうちから子供に家業を触れさせる

機会を与えていなかったり、

親が最初から諦めていたり、

後継者に対して考えが疎かになる事が、

後々、世代交代に影響が出ていると

感じる。

せっかく自分が築き上げた物を

泣く泣くたたむ会社は、

非常に

もったいない。

そうならないように

まだ若い経営者であっても

次の世代を見据えた動きを常に考えて

行動すべきです。

まとめ

子供が小さいうちから

しっかり教育することが大切

真剣に後継者を求めるのであれば、

知り合いに声をかける。

と言う原始的な事も行いながら、

ネットの中で声明を上げる事や

伝統的な事であれば、

行政と協力して募集をかける。

最近は、Ｍ＆Aを利用する会社も増えている。

とにかくやるべきことは全て行う

すぐ行動！それが大切。

今回の記事は、

規模の差によっては、

当てはまらない会社も

多いにあるでしょう。

特に家族で引き継がなくても、

従業員がいる会社でしたら、

社内で優秀な人材だったり

違う会社でも引き抜いて来たり、

すれば良い例も少なからず、

多いいと思います。

考え方の一例、

やり方の一例として、

参考にになれば幸いです。

考え方や、やり方、育て方として

参考にになる本を

載せておきます。