はじめに
車のローンは一昔前と違い。
数年前から残価設定って、ワードを聞くようになりました。
「実際に自分が車を買う時になってみないと
調べない」と思いますが、
通常ローンと残価設定では、金利が異なります。
残価設定の方が金利が安いです。
金利が安いので、残価設定に飛びつくのは、
待った方がいいです。
この記事を読んでいただき、
理解してから残価設定や、通常ローンを
選択して下さい。
結論
残価率が、高い車を選んで購入するべき。
残価率が高くない車は、長く乗るつもりで
購入しましょう。
少し結論がずれましたが、
通常ローンを選んだ方がいい場合と
残価設定を選んで買った方がいい場合の
両方パターンとして、あります。
残価設定の方が金利は低い
金利は安くても通常ローンから比べると、手数料は高いです。
その為、表面の金利は、安く設定されることが、
多いです。
通常ローンと比べると、残価が据え置かれているため、なかなか元金が減りません。
手数料も通常ローンより高く、元金がなかなか減らないのであれば、「残価設定は、良くないのか」と言ったら、そうでもありません。
残価設定を組むメリット
残価設定の最大のメリットは、持ち出し金が少なくて済むという事です。
300万の車を買うのに🚗
300万を60回で分割するよりも
例えば、300万のうち120万を据え置いた残りの
180万を5年で支払った方が少ない持ち出しで済みます。
お金が手元にない方はもちろんですが、
自分でせっせと貯めたお金を出さずに借りたお金で少額払えば、乗れる車の方が良いです。
残価設定には、そんなお得感があります。
残価設定には保証型と非保証型がある
注意が必要ですが、最終回支払額の部分が保証されている契約と
保証されていない契約があります。
ほとんどのディーラーで扱っている残価設定型の支払いプランでは、
保証型がほとんどですが、一般的な信販会社や銀行系のローンは非保証型が
ほとんどです。
保証型
保証型は、残価を払わずに車を返却してもペナルティーは、ほとんど無い。
例えば、
残価が120万円の場合。
取り決めの範囲内(走行距離や内外装の傷の範囲)に車の状態があれば、査定額が
80万でも、自己負担はない。
非保証型
非保証型は、査定額に対してマイナスになった部分は、
必ず差額を払わなければならない。
例えば、残価120万円の場合。
査定額が80万だったら、40万円の差額は支払わなければ、
車を返却することはできない。
残価設定を使わないで買う場合
もともと、下取り額が高いような人気者であれば、
金利によっては、ディーラーでローンを組むよりも
金融機関の低金利ローンが使えれば、
そちらの方が有利な場合もあります。
例
ディーラーローンの金利が、4%・銀行ローンで2%の場合。
ディーラーでローンを組むよりも銀行で長くローンを組んで月々払った方が、
良い場合もあります。
月々は払える額で、金利手数料額が同じくらいの場合、もしくは銀行の
ローンの手数料額が安い場合は、銀行で借りた方が良い時があります。
※ここでいう金利手数料は、金利の%ではなく、手数料額がいくらになっているかで
比較検討してください。
仮に銀行で、長く借入をしたとしても、
5年で車を売却する場合、査定額が高くつく人気車種ならば、
残価設定で買わなくても有利になります。
8年ローンを組んだとしても、5年で車を売却する場合は、
残一括精算が出来ます。
最初に組んだ金利が2%で手数料額が、40万円くらいでも
残一括する事で、戻し手数料が発生します。
実際には40万丸々手数料は納めなくて済みます。
ディーラーでローンを組んで4%程の金利を5年残価で組んで40万の
手数料を払った場合、5年間払ったところで戻し手数料はありません。
ただ、最終回支払額の保証があるわけではないので、
下取り額が良さそうな車を選ぶことは心がけておく必要があります。
まとめ
残価設定を組むときの確認事項
1、車を残価設定で買う際は、基本的には約束事がある場合、
使用範囲が約束事の範囲内になるかを確認する。
2、残価率が高い車を選んでかった方が良い。
残価率が高い車は、下取り価格が良い車ということなので、
月々の支払いが極力少なくなる。
3、残価設定の最終回支払額は保証されているかを確認する。
ここまで、残価設定で支払うと最終回支払が保証されている為
良いと言ってきましたが、
「私は、ずーっと1台を長く乗るから関係ない」と思っている方も
いるかと思います。
しかし、5年も経てば、車の機能は一気に変わります。
今現在、自動運転の機能の進歩はめざましく速いですし、
御自身の生活スタイルも変わってきます。
10年以上1台の車を乗る覚悟も必要ですが、
5年くらいで乗り換えるつもりでいないと時代の流れに
ついて行けなくなります。
結果として、10年乗ったというならば、それでも良いでしょうが、
5年で乗り換えれる考え方と買い方を知っていることは、
全然違います。
おまけ
車を買うときに現金で買うよりも最近は、
ローンを組む人の方が多くなっていると言います。
昔よりもお金を借りやすくなっている点と、
自分のお金は、取っておきたいと思う人が増えたからだと思います。
ただ、闇雲に借りずに無理のない範囲の支払額で乗れる車を
検討しましょう。
その上で、少しでも支払額が抑えられる残価設定は有効な
支払プランと言えます。
また、現在はカーシェアやカーリースも様々な商品が出ております。
まだまだ支払額が高い商品も多い為、個人ユーザーがリースを組むのは
高額と言わざる終えません。
しかし、時代の変化であと10年もすれば、もしかしたら
車を買うという考えが、薄くなっているかもしれませんね。
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