はじめに
サブスクリプションが、爆走中。
サブスクは、車だけではなく、音楽や映画、クラウドサービスからはじまり、
今や服や飲食業界にまで広がりを見せている。
今後、サブスクリプション（定額サービス）が
増えていく中で、車も、サブスクを選ぶべきか悩んでいる人や
気になっている人がいると思ったので、そんな方々に
「サブスクを選んだほうが良い人は、どんな人なのか？」
「どんな人が適しているのか」がわかるようにページを作成しました。
参考に車のサブスクで有名なところは、トヨタの「KINTO」。
トヨタが、KINTOを出してから、少し時間が経過してます。
そんな中、HONDAもサブスクをやってます。
その名も「ホンダマンスリーオーナー」。
今後もしかしたら、各自動車メーカーで提供してくるでしょう。
今でこそ、それなりに加入者も増えましたが、
できた当時は、加入者は、関係者くらいでした。
理由は様々、
○「月々が高い」
○「よく内容がわからない」
○「初めて聞いた」
○「知り合いでそんな買い方した人いない」
以上のような状態でした。
浸透するのに、時間がかなりかかってました。
しかし、令和の時代に入り、サブスクリプションは、
今や、伸びに伸びているのです。
なぜなら、
結論
車のサブスクは、単純明確な金額だから受け入れやすい。
ネットで簡単に手続きができる手軽さGOOD。
次にサブスクだと、どんな良いことが有るのか、
どんな人にとって良いのかを詳しく解説していきます。
車を所有する悩み
サブスクリプションの良いところは、なんと言っても定額。
なぜ、定額だと良いのかを説明するためには、
「そもそも車を持つとどうなるのかを考える必要が有る」
車を所有した人は、経験されていると思いますが、
「車は、買えば終わりではないですよね？」
「車を所有していると定期的な費用だけでは、済まない」
定期的な費用と非定期的な費用の発生項目の分類
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定期的な費用
○自動車税（毎年1回）
○自動車保険（年払/月払）
○ガソリン代（走った分）
○車検費用（3年/2年/1年ごと）
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非定期的な費用
○修理費用（機械的費用・板金費用等）
○自動車保険を使ったときの割増
車は、上記の非定期的な費用の負担が大きい。
車は部品代が高いので、
なにか不具合が起きて交換しなければならないとなれば、
急な出費で痛い目に遭います。
車を生活必需品として利用している人にとって、
「仕方ない出費」と考える人が大多数。
しかし、家計や経費を管理している人にとっては、
死活問題だ。
通常ローンで車を買っていようものならば、
月々のローンに上乗せされてダブルパンチ。
そんな、突発的な費用が出ないサービスが、
車のサブスクリプションと言えます。
月々の定額金額で車に乗れる。
月々の費用だけ考えれば、車を使うことができます。
車を所有して悩むことは、
上記にあげた非定期出費以外にもあります。
車を所有していて、一番考えなければいけないことは、
「車の乗り換え時、もしくは、手放す時に起こる悩み」
この事をあまり深く考えている人は、いないかもしれません。
車の買い替え時は、
「人生のライフイベント」といっても、
言い過ぎではないでしょう。
ライフイベントは嬉しいことですが、
車を所有していると考えなければいけないことが、増えます。
車を所有していると車がいらなくなることも有る。
また、生活環境によって、
今の車が手狭になったり、新型車が出れば、
新しいものも欲しくなります。
スマホやパソコンと同じように
メーカーも売りたい一心で、新型車をどんどん投入してきます。
ましてや、今後10年20年かけて、ガソリンやハイブリッドから電気へと
シフトしていきます。
自動運転機能も日々進化していきます。
購入後、10年経てば、機能だけではなく、
燃料も時代とともに変わっていくでしょう。
「２０３０年半ば以降は、ガソリン車は売るな」
首相が発したのも、まだ最近の話。
変革期に来ている自動車業界。
もし、あなたが、これから車を購入して長い期間、乗ろう考えても、
すぐに新しい機能の車が出てきては、寂しくなってしまいます。
もし新しい車が出れば、欲しくなるのは、人間の欲。
しかし購入後、すぐに新たな車を買い換えるには、ハードルが高い。
出費がふえますから（涙）。
車の乗り換えで一番の問題は、出費がいくらになるのか、
すぐにわからないことが原因なのです。
なぜならば、車は、買うときの金額は、
わかっても売るときの金額は、
売るときになってみないと全くわからないからです。
例えば、
３００万円で買った車が、
３年後もしくは、７年後いくらになっているか、わかりますか？
予想は、皆さんつくかもしれません。
しかし、本当にその金額で売れるかどうかは、
そのときになってみないと、わかりません。
では、
「売らないでずっと乗れば良い」と思った人もいるかもしれません。
が、車を長く所有することは、未知の費用がかかります。
車検のときに修理代の上乗せ。
車を長く乗るとかかってくる税金の上乗せ：重課税
税金に更に税金を上乗せされます。
（本当にやめてほしい(^_^;)）
ましてや、新しい車が続々と発売になる中で、
一生、同じ車に乗り続けられますか？
一般的に同じ車に乗っていられる人は、皆無。
車を所有すると乗り換え時期は、必ず到来します。
車は、売るタイミングで査定をしてもらわなければ、
基本いくらで売れるか正確な金額はわかりません。
定期的に「〇〇円で売れます」って、査定をしなければ、わかりません。
査定には、車を実際見てもらい金額を出してもらいます。
時間と労力をかけなければ、いくらで売れるかわからないのです。
車を乗れば、必ず到来する乗り換え時期。
「買うときからいつ出したらいくら負担すれば、乗り換えられるのか、
わかるサービスがあれば、とても気が楽ではありませんか？」
サブスクは、労力と時間を使い、車を査定してもらわなくても、
良いのです。乗り換え時の費用が前もって決まっているからです。
普通に購入するより乗り換え時も悩まなくて済みます。
ただ、そんなサブスクにもデメリットも存在することは、事実。
サブスクの悪い点３つ
１，月々の支払いが※全部コミコミなので高い。
２，途中解約で違約金発生
３，常に借りもの感
１，サブスクの月々の費用には、車の代金以外に税金・メンテナンス費・自動車保険料が全てコミコミです。そのため、月々の費用が、高額になってしまいます。
２，3年後や5年後といった契約期間にならずに万が一乗り換える場合は、違約金がかかる。乗り換えの時期に応じてペナルティーがあります。
３、月々の費用が発生し、3年や5年といった期間満了時には、車の返却義務が発生するため、レンタル感が強い。
サブスクの良い点３つ
１，購入金額が単純
２，使用中の負担が明確
３，要らなくなったときの負担が明確
１，車種と装備によって、金額が明白に決まっているので、予算に合わせて選択できるのが嬉しい。
車は、場所によって、買うときの値引率が異なり面倒が多い。
２，購入して、払う費用には、様々な費用がかかりますが、
サブスクには、使用中の費用が全てコミコミ（ガソリン以外）。
税金・保険料も含まれています。
※若い人で自動車保険に加入していなかった人は、初期費用が少なくて済みます。
保険は、加入年数や保険の仕様の有無で保険料が変動する仕組みのため、初めて車を乗る人には、とても大きなメリット。
３，要らなくなったときの費用や乗り換え時の金額が契約で明確に決まっているため、
将来設計立てやすい。先のことまで考えて車を乗ることができる。
「車を保有すると、手放すときの費用がわからなくて、嫌だ」って
人にはとても良い手段。
「サブスクは高いのでは」という疑問
サブスクの月々は、税金やメンテナンス費・保険料も含まれているため
見積もりシュミレーションを取ると月々結構な金額となる。
参考にKINTOのシュミレーションをやってみました。
車は、
トヨタ ルーミー
契約条件35歳以上
7年
グレード X
ナビゲーション追加オプションあり
引用：トヨタKINTOシュミレーション画面
実際、月々34,540円でした。
年間にすると414,480円です。
この金額が高いと感じるか
安いと感じるかは、まず、おいておいて、
税金と保険料を考えてみます。
○ルーミーの年間の自動車税額25000円
○自動車保険料月々およそ1万円くらいと仮定
差し引き月々22500円ほどになります。
その費用の中には、整備代も含まれていることを考えると
かなり安いと感じました。
手続きは簡単
ネットで申し込んで、書類を提出。
納車や、メンテナンス場所を指定すれば、済む。
あとは、車が用意できたら取りに行けば良い。
ただこれだけ。
少しだけ悩むのは、車種意外にオプションの設定が有る。
選択肢が多いのはありがたいが、選ぶのは、ユーザーにとって
悩ましい部分でも有る。
ただ、多くの選択肢が有るわけではないので、オプションもシンプル。
あまり悩まず直感で選択しても問題ない。
一つアドバイスとすると、
何もかもつけたくなるのが、人間の心理ですが、
３年、５年、７年で手放すことを考慮すれば、
あまりオプションは選択しないほうが、割安だと感じます。
メジャーなトヨタの「KINTO」特徴
トヨタ KINTOは、３年５年７年から選べる。
レクサスは３年だけ。途中で解約した場合の規約もきちんと明確のため、
安心。例えば、３年間ライズに乗って、３年後は、子供も大きくなるから
ミニバンにしようとかもはじめから明確にスケジュールが立てやすい。
なおかつ、免許証返納時や海外赴任の場合は、違約金がなんと免除になるのである。
これは、高齢の方には、ありがたい。
あと少しは車を乗りたいが、いつ免許返納してもおかしくない方は、
絶対に使わない手はない。
また、海外赴任がある会社に勤務している方も違約金がないため、
これも嬉しいポイントです。KINTOの設定期間とは、対象的なのが、
HONDAのMonthly Owner １ヶ月から１１ヶ月を対象としており、
超ショート期間のユーザーをターゲットにしている。
これは、ホンダ車を検討しているが、１ヶ月くらいは、乗ってみないと実際わからない
と言ったユーザーには嬉しい期間設定だ。
また、１ヶ月単位の長期旅行で使用したいといったニーズにも嬉しい。
個人だけではなく法人としても嬉しい設定期間である。
実際に、使用しているユーザーは、圧倒的にホンダ車を検討している人が多い。
また、このコロナの影響も重なってか、
公共機関を使うよりも今だけ車を使用したい人にもとても良いサービスになっている。
サブスクリプションとしては、
同じだが、
KINTOとMonthly Ownerでは、考え方が、全く異なっている。
実際には、車は、３年くらいは使用することを考えると人によっては、
トヨタのKINTOのほうが、現実的に受け入れやすそうだ。
まとめ
今回は、話題のサブスクリプションについて解説してみました。
サブスクは、商品によっては、月々払っているだけで実際に使用していないサービスも
多いジャンルだが、車に関しては、毎日使用することを考えると決して無駄にならない
サービスだ。
今後、携帯電話や家電等、さまざまな生活インフラの商品に
サブスクがメジャーに設定される日も近いのではないでしょうか？
消費者は、最新の商品を手頃な費用で使え、
企業は、開発した商品を使ってもらい収益が上がる。
そしてまた、新しい商品が開発され、
経済が回っていき世の中が回っていくでしょう。
最後は経済サイクルの話になってしまいましたが、
車のサブスク悪くはなさそうですね。
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