高齢者ドライバー　免許返納場所　返納年齢　

はじめに

高齢者のドライバーによる事故が耐えない。

規模の小さな事故よりも、

死亡事故があとをたたない。

本人だけではなく、巻き込まれた人も

死亡するケースも数多くあります。

何歳になったら免許返納しなければならないという

強制力はないが、運転に不安を感じた場合は、

運転を自粛するもしくは、周りの家族や

知人等が、返納をすすめることも必要になってくる。

しかし、

住んでる地域や周りの人間等の生活環境によっては、

運転せざる負えない人もいるでしょう。

車がなければ、生活できないと話す高齢者の方も

いるでしょう。

今回は、高齢ドライバーがどのようなタイミングで

事故を起こしてしまっているかと免許を返納する場所とやり方。

返納すると、どんなメリットとデメリットがあるか、

また、何歳になったら返納したら良いのかを

解説していこうと思います。

結論

免許返納のタイミングに、

何歳になったらするという明確なものはありません。

「そろそろやめようかなと思えば、する。」

それが現在の状況です。

また、本人以外に

家族や周りに反対されたから返納するという人もたくさんいます。

高齢者が免許を返納するメリットには、

事故が減ること。

高齢者の事故が減ることで、事故相手の怪我や死亡数も減る。

結果として、自身の怪我や死亡する確率が下がることに繋がります。

自分の寿命を伸ばすことにつながるのです。

高齢者は、車がないと生活できないと思っている人が、大多数です。

確かに便利に生活の足として使っていた車が無くなるということは、

不便にならざる負えないと言えるでしょう。

しかし、

「自分の命を守ることと、

周りの人への危害を加えることが無くなる」

と思えば、必然と返納へ心がすすみます。

返納するタイミングには、自覚が大切です。

１，「目が見えにくくなったなあ−。」

２，「ブレーキが遅くなったなあ。」

３，「駐車が難しくなったなあ。」

４，「運転するとすごく疲れる。」

以上のようなことが、1つでもあれば、

そろそろ返納するタイミングが近づいていると、

思ってもいいでしょう。

現在、自治体によって、免許返納すると

タクシー券や市バスの乗り放題券が、

もらえる等の優遇が、受けられる地域もあります。

お住まいの各自治体のホームページもしくは、

電話等で直接問い合わせて聞いてみても良いでしょう。

返納のタイミングは、各自治体によって注意喚起が異なりますが、

65歳以上から返納を推進している自治体があります。

65歳を過ぎてから、上記の１番から4番のうようなことを

感じたならば、まだ60代だからとか、まだ周りの同級生は、

乗っているからと思わずに返納したほうが良いと言えます。

事故を起こすタイミング

高齢者の方が事故を起こすタイミングは、

判断ミスが多くの原因に挙げられます。

●急いでたためにアクセルを踏み間違える。

●急に飛び出してきた車を避けるために反対側が、

「崖だろう」と「人がいても」気づかず、ハンドルを切ってしまう。

●自分の思い込みが多くなる。

　例えば、駐車場でバックするときに、

「車がいないと思ってバックしたら、いた。」

以上のような心理状態が招く事故があとをたちません。

高齢になると誰でも人生の経験は多くなりますが、

脳に入っているデーター値が多すぎて、処理速度が

遅くなります。いわば、年数が経って速度が遅い、

パソコンと同じ状態です。

それを自覚してゆっくり焦らず、スピードを出さずに動くことが、

大切なことです。

高速道路は、処理能力がもっとも多く必要な場所です。

高齢者の逆走が、多い場所でもあります。また、

スピードが早いので、事故の確率も高くなる場所です。

例えば、高齢になったら高速道路は、

「乗らないようにする」といったような、

取り組みを自主的にしても良いでしょう。

免許返納場所 

返納は、免許センターで行うのが早いでしょう。

もしくは、最寄りの管轄の警察署でも出来ます。

必ず、本人が免許証を持って、出向きます。

注意としては、一人で自家用車を運転していっては、だめです。

帰りは、免許証がないため、無免許運転になります。

必ず、付添の人に送ってもらうか、公共交通機関等を

利用するようにしましょう。

免許返納の本人からみるメリットとデメリット 

寿命を伸ばすことにつながる。

人によっては、行動範囲が狭くなり、

外へ出る機会が減るため、運動不足に

陥る人も出てきます。

散歩等の軽い運動は、毎日の日課として、

心がけましょう。

今まで自由にでかけたいときに運転して

でかけていた人にとっては、不自由に感じることが

はじめのうちは多くあるでしょうが、

人間の適応能力は高いものです。少しすれば、

それが当たり前になります。

車を運転できなくなったので、外出するのを

諦めずに、極力外で運動したり、元気なうちに

外で買い物をしたり、「体のために運動をする」を

ベースに積極的に外へ出てみてもいいと思います。

まとめ

問題点は、返納の強制的な年齢がないこと。

返納の年齢を決めてしまうと、環境によっては、生活苦に

陥る人もいるため。

人によって、健康寿命が違うということ。

よって、自治体によっては、65歳以上の高齢者に対して、

返納の推進をしています。

しかし、なかなか65歳で返納する人は、いないでしょう。

自分の体は、自分がよく知っていると思います。

もうできないと思えば、無理に運転をすることはやめたほうが良いでしょう。

車は、走る凶器ということを消して忘れてはなりません。

おまけ

2020年から自動ブレーキ装置がついた車が、

新型車導入の義務化になりました。

ぜひ、今乗っている車に安全装置がついていないのであれば、

装置がついた車の乗り換えを検討しましょう。