ファミリー層からアウトドア派まで幅広い人気を誇るコンパクトミニバン「シエンタ」に、2025年8月1日から改良モデルが登場します。
今回はデザイン変更こそありませんが、安全機能や快適性の大幅アップグレード、装備の見直し、新たなコンプリートカー 誕生など、多くの注目ポイントがあります。
この記事では、改良の具体的な内容をわかりやすく整理して紹介します。今後の購入や買い替えを検討している方はぜひチェックしてみてください。
✅ 改良モデルのポイントまとめ
- 電動パーキングブレーキ採用で利便性向上
- 安全装備が全グレードに標準化&性能向上
- メーカーオプションが整理され、装備がシンプルに
- 新たな仕様 登場で活用の幅が広がる
1. 発表・発売スケジュール
- 発表日:2025年8月1日
- 生産開始日:同日スタート
2. 主な変更点(全5点)
① 電動パーキングブレーキ採用
ついにシエンタにも電動パーキングが採用されました。
よりスムーズな停止&発進操作が可能になり、特に坂道発進や信号待ち時のストレス軽減に貢献します。
② レーダークルーズが全車速対応+停止保持機能追加
クルーズコントロールが全車速追従&停止保持機能付きに進化。渋滞時の運転疲労がグッと軽減されます。
③ 安全機能アップグレードⅰ:ドライバー異常時対応システムが全グレード標準
これまでハイブリッドZグレードのみだった機能が、全グレード標準搭載へ。ドライバーが異常を起こした際、車両が安全に停止する支援機能です。
④ 安全機能アップグレードⅱ:PDA(プロアクティブドライビングアシスト)が進化
「車線内での常時操舵支援」が加わり、走行中のふらつきを抑えてより自然なドライビング補助が可能になります。
⑤ ブレーキホールド機能:再始動後も設定を保持
これまでエンジンを再始動するとリセットされていたブレーキホールド機能が、保持される仕様に改善されました。
3. メーカーオプションの整理と標準装備化
🔹 主な変更内容:
- 前後ドライブレコーダー&ETC2.0がZ・Gに標準装備
- CD/DVD機能は全グレードで廃止
- パノラミックビューモニター(PVM)+ブラインドスポットモニター(BSM)もZ・Gに標準搭載
- ハンズフリーデュアルパワースライドドア:Zグレードのみに
- 8インチディスプレイオーディオは、TVチューナー廃止へ
必要な装備はしっかり標準化され、オプション選びがシンプルに。とはいえCDやDVDをよく使っていた方は注意が必要です。
4. 新たな「コンプリートカー」が登場!
🚐 コンプリートカー とは?
今回の改良でもっともユニークなのが、新たに設定された コンプリートカー です。
ベースは、ハイブリッドZグレードで、後席を取り外して専用装備を施した バン仕様(4ナンバー)となります。
💡 特徴
- 乗車定員は2名
- 後部座席をなくし、荷室部分には専用の穴あきトリムを採用
- そこにテーブルなどのオプションを設置可能
- 自由に空間をアレンジできる仕様に
🏕️ 活用例
- 車中泊を快適に楽しみたい方
- 移動ワークスペースとして活用したいフリーランスや職人
- 荷物をたっぷり積みたいアウトドア好きの方
実用性を重視するニッチ層に向けた新しいシエンタの価値提案とも言えます。大量に売れるタイプではないかもしれませんが、話題性は抜群です。
🔚 まとめ:見た目はそのまま、中身はしっかり進化
今回のシエンタの改良では、デザイン変更はありませんが、
日常の使い勝手や安全性を高めるアップデートが多数盛り込まれています。
特に以下のような方にとっては、非常に魅力的な内容です。
- より安心してファミリーカーを使いたい方
- アウトドア・車中泊を検討している方
- 便利装備を標準で使いたいミニバンユーザー
また、次回の記事では「改良前と改良後の価格差や見積もり比較」を特集する予定です。
購入を検討中の方は、そちらもぜひご覧ください。
YouTube動画でも解説中こちらもご覧ください
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