トヨタ KINTO 得か〈申し込み悩んでいる人へその考え方〉

はじめに

2019年12月16日に

「トヨタ、定額サービス苦戦」、

というニュース記事がありました。

今年の3月から東京の販売店で申し込みを開始した、

このサービス。

その後、7月から全国展開しました。

4800越えの全国販売店とネット申し込みが

できる環境を用意している。

しかし、

1日の平均申し込みはわずか6件足らず、

今後の展開を16日にトヨタは発表しました。

このサブスクリリプションというサービスだが、

最初は、音楽配信や動画配信で始まりました。

月額申し込みでサービスを利用できるというもの。

最近では、都内のラーメン屋さんなどの

飲食店でも月額定額制を申し込めて、

ランチを月内食べ放題のようなサービスとして

提供が増えている。

結論

長く乗る車のサイクルと比べて、3年で乗り換えるプラン。

その為、月々は、少し割高な感じもする。

しかし、

最近の車は、3年すれば機能が格段と変わります。

自動ブレーキ等の安全機能。

最初は、車しか判断できなかったカメラとレーダーが、

今や歩行者や自転車にまで反応できるようになった。

安全性能は今後益々の進化をしていくでしょう。

そんな最新機能の車を3年ごとではあるが、

乗り換えが容易にできる。

尚且つ、月々の費用には、ガソリン代を除けば、

メンテナンスや税金、任意保険料までが

含まれている。

そのことを考えると

決して高くは、ないかもしれません。

時代背景

「所有から使用へ」時代が変化している。

昔は、車は財産のような言われ方をしていました。

所有していることに価値を見いだした時代でした。

「服よりも車にお金をかけていた」そんな時代です。

最近では、ここ10年でスマホが急激に普及した背景もあり、

アプリを利用して簡単にレンタカーを申し込めたり、

美容室やタクシー等も全てスマホで予約が出来るようになっている。

日本人の8割が使っているスマホ。

それを用いて、「スマホで申し込みが簡単にできる車の定額サービス」と題して、

「KINTO」を展開し始めた。

今後時代の流れは、

月々払える額で、車を乗る生活へ移行していくでしょう。

利用している人と、利用しない人

実際にKINTOを利用している人の体験談を見ると

「簡単に申し込みができるのが嬉しい」

「車にかかる費用が明確でわかりやすい」

と言った意見が聞かれる。

上記の意見を反対に考えると、

「車を購入するのは、手続きがめんどう」、

「どんな費用がかかるかわからないのと、

税金やメンテナンス費用、保険料と言った様々な費用が

かかるため管理が面倒なのだ。」

それをKINTOは、解決していると言える

ただ、そうは、言っても申込数が伸びないのは、

やはり、金額的なところも大きいかもしれない。

さらに利用しない人の意見としては、

「お得なのかわからない。」

「月々支払うのが、煩わしい。」

と言った意見もある。

申し込みが伸び悩む理由には、

やはり人間心理からすると、

定額サービスに対するメリットを感じることが

できるかが、一番大きいでしょう。

今までの「自動車は、購入するもの」という思考が強く残っている

背景を打開する展開が、今後重要になっていくと思います。

思考を変えて考える

車の定額サービスを申し込もうかどうしようか

考えている方は、考え方の一例をお伝えします。

今まで、合計300万くらいの車を10年乗る場合。

下取りは、10年後、0だとします。

10年で車両代が300万円。

その他メンテナンス費が、

車検が、4回で約50万。

タイヤとバッテリーで20万。

自動車税が、約35万。

自動車保険、75万。

10年間の合計が480万円支払う計算になる。

月々にすると、約4万円の払いになる。

似たような金額の車をKINTOで考えると

例えば、シエンタ、KINTOの月々が48000円。

「3年間、新車に乗れて、

安全性能も進化する事を考えれば、

安いかもしれません。」と思えれば、

申し込みましょう。

あとは、高齢であと何年車に乗れるかわからないが、

月々で払えるのが気楽で良いと思えば、

良い買い方だと思います。

まとめ

車に限らず今後、サブスクリプションサービスは、

様々なジャンルで提供されていくでしょう。

少しでも消費者は、メリットが感じられないと、

申し込みには至らないでしょう。

それぞれの人が抱える環境にマッチすれば、

申し込みを進めて良いと思いますが、

「自分には合わない」、

「自分の使い方や利用頻度だと損をする」と思えば、

「やめておく」判断も必要だと思います。

100人が100人同じ考えで、同じ生活をしているわけではありません。

自分に合ったプランを申し込むのが最良の選択と言えるでしょう。

上記の考え方の思考で、

記述したように長い間、車を所有してもかかるお金は、

意外とかかります。

月々で購入できる車を購入するという判断は、

決して間違いではないでしょう。

また、今後KINTOサービスは、車種展開が増えたり、新車だけではなく

中古車にも展開が広がっていくようです。

そうなれば、月々が今よりもっと身近な価格設定で車を、

気軽に乗れる時代がすぐそこまで来ています。