はじめに
トヨタの初代カローラが発売になったのが、
1966年。実に50年以上前のこと!!!
トヨタの歴史の中では、ランドクルーザーについで
長い歴史の車です。
40歳以上の人にとっては、カローラは、聞き慣れている
車の名前だと思いますが、20歳代や若い方にとっては、
そんなに長い間、売られている車だと知らない人もいたかもしれません。
むしろカローラってどこの車なんて言う人もいるかもしれませんね^^;
50年以上、販売歴史を持ったカローラが、常に進化と変化をしながら
トヨタを支えてきた車ということは事実です。
そのカローラシリーズが、2020年5月よりトヨタ全店で販売開始になります。
トヨタのお店であればどこのお店でもカタログが置かれ、
買うことができるようになります。
ますます、販売台数が伸びるのではないかと感じます。
なぜならば、とてもバランス良く乗りやすい車なのです。
世代を問わず、購入しやすく、満足行く車だと言えます。
今回は、そんな魅力あるカローラシリーズを解説していこうと思います。
結論「カローラの良いところ人気のわけ」
世界で販売されている世界戦略車という位置づけ。
現在販売されているのは、12代目のかローラ。
アジア圏やヨーロッパでは、走行キロ50万キロ以上走行しているのは、
当たり前の車です。
それでけ世界で「安定して乗れる車」と認知されています。
生産国は、13カ国で、150カ国以上で販売されているグローバルカーです。
「トヨタ自動車として、世界的に販売できるレベルで、上位の車を目指している
シリーズ」それがカローラなのです。
カローラシリーズ「かんたん解説」
現在販売されているモデルは、5種類あります。(2020年3月現在)
1,カローラ (セダンタイプ)
排気量
・1800CCのガソリンエンジン
・1800CCのハイブリッド
・1200CCのガソリンターボエンジン
セダンタイプのオーソドックスな車ですが、海外でも人気な車です。
2,カローラアクシオ(セダンタイプ)
新型モデルが出る前から販売されているモデルです。
当面継続されて販売していますが、いずれ販売中止になるでしょう。
グレードは、1グレードだけです。
スポーツタイプの車ではありませんが、CVTの他に5速MT(マニュアルトランスミッション)も用意されております。
排気量
・1500CCのガソリン
・1500CCのハイブリッド
価格を抑えたグレードで、企業、法人利用が、とても多い車です。
3,カローラスポーツ
若者やかっこいい車として人気のモデル
排気量
・1800CCのハイブリッド
・1200CCのガソリンターボエンジン
金額的には、安いとは言えません。しかし、見た目の魅力と、内装の広さがとても、うけて、販売台数を伸ばしています。且つ、安全性能は、高級車のクラウンやアルファード&ヴェルファイアと同じ自動ブレーキ性能を持っています。その内容は、昼夜問わず、歩行者検知機能と昼間に限っては、自転車にも自動ブレーキが効く仕様になっております。同じカローラシリーズの中でも性能が違うのには驚きかもしれませんが、カローラスポーツと名前が付くだけあって、クラスが一つ上の印象を与えるモデルとなっております。「ASV+++獲得車両です」
4.カローラツーリング
カローラシリーズの中で、ワゴンタイプの車です。アウトドアユーザーに人気があるモデルです。サーフボードや長いものを積む場合に適した車と言えます。
排気量
1800CCハイブリッド
1800CCガソリンエンジン
1200CCガソリンエンジン(6速マニュアルのみ)
5.カローラフィールダー
カローラAxioと同様、新型モデルが出る前から販売されているモデルです。
当面継続されて販売していますが、いずれ販売中止になる可能性の車です。
グレードは、1グレードだけです。
CVTの他に5速MT(マニュアルトランスミッション)も用意されております。
排気量
・1500CCのガソリン
・1500CCのハイブリッド
価格を抑えたグレードで、企業、法人利用が、とても多い車です。
以上5つの種類が採用されているカローラです。
全世界で愛されている理由がありますが、新たに投入されてモデルは、
3ナンバー化されており、横幅が広くなりました、
小回りは、以前のモデルよりもハンドルのキレを効かして、良くなっています。
ただ、単に横が広くなったわけではありません。
ボディーにも積極的に新しい技術を取り入れました。
ボディーが良くなると何が良くなるのか引き続き解説していきます。
TNGAを採用「走りの追求」
トヨタが「もっといいクルマづくり」を目的にしたトヨタの次世代車両技術が「TNGA」です。
TNGAとは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーのイニシャルです。
TNGAには、5つの考えがあります。
1,商品力向上のため、クルマの骨格を変える。
「走る」「曲がる」「止まる」を性能アップ。
2,複数の車種を同時開発し、部品を共有化をすすめる。
3,シンプルな部品・ユニット構造を高品質で実現。
4,グローバルな部品規格に対応する。今までトヨタ専用設計だったものを他社メーカーが採用している標準部品にも対応できるようにしていく。
5,部品調達戦略を行う。複数の車種・地域・時間をまたぎ部品の共有化を行うことで、「まとめ発注」を行い、競争戦略を高めていく。
上記の5つを踏まえた車作りをトヨタは、開発を進めています。
以上は、使うユーザーにとって、何がメリットになるのでしょうか。
それは、大きく2つあります。
1つ目は、エンジンやハイブリッドシステム・トランスミッションといったクルマの構造部品が、新しくなります。
2つ目は、ボディー形状が技術革新により、新デザインが生まれたり、強いボディーができることで、「走る」「曲がること」「止まること」が、高い次元で調和できるといったメリットです。
まとめると、
長距離運転でも疲れないクルマであること。
走っていて楽しいクルマであること。
といったことが言えます。
そんな、高い次元のクルマづくりをしているカローラシリーズですが、
どんな思いを持ってメーカーはクルマを作っているかを「価値」という
定義で、以下まとめてみました。
カローラの価値「5選」
1.若い世代を魅了する「スポーティーなデザイン」
2.ずっと走っていたくなるような「気持ちのいい走り」ができる車
3.将来の自動運転につながる「次世代のトヨタセーフティーセンス」が装備されたクルマ
4.「コネクティッドサービス」でより安心のカーライフ
5.環境性能と燃費性能の追求によりお財布に優しい車
まとめ
今回取り上げたカローラシリーズは、トヨタの中でも歴史が長く
主力商品と言っても良い位置のクルマです。
上記に上げたような、本気のクルマづくりが、カローラが
全世界で今も人気車種と言える理由です。
2020年トヨタのお店であれば、どこでも購入可能になるクルマです。
ますます、販売に拍車がかかるでしょう。
最後にカローラの良いところを簡易的にまとめると、
1.デザインが良く
2.走りが良い
3.安全
4.安心で
5.経済的
ってことですね。
”おまけ”に、、、カローラシリーズ「売れてるグレード」はなに?
1,カローラセダンは、ガソリンハイブリッドともに中間グレードの「Sグレード」が、40%の割合で販売しております。
プリウスからの乗り換えが多いようです。
2,カローラツーリングは、ガソリンハイブリッドともに上位モデルの「W×B」が、
50%から60%の割合で販売されております。
ミニバンユーザーからの乗り換えが多いようです。
3,カローラスポーツは、ガソリンハイブリッドともに上位モデルの「G’Z’]が、
50%以上の割合で販売されております。
外車からの乗り換えが多いようです。
※今回投稿写真は、トヨタ自動車HPより引用させていただいております。
以前にトヨタ店併売化について記事を書いたので、読んでください。
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