はじめに
RAV4の改良が12月1日に行われる。
その内容を今回は、見ていきたいと思う。
その前に現在のモデルの歴史を振り返ることにする。
RAV4の現行モデルが出たのが、2019年4月。
その翌年の2020年(令和2年)8月には、
TSS(トヨタセーフティーセンス)の最新版へ変更を行った。
同年の2020年(令和2年)10月に
人気のADVENTUREグレードに特別仕様車を設定
「ADVENTURE OFFROAD PACKAGE」を発表。
最低地上高を1㌢アップしてマットブラックの
18インチ専用アルミホイールを採用した。
今回の変更で更に人気アップになるのか。
早速、その中身を見ていこう。
結論
今までなかった、ハイブリッドモデルに
人気グレードの「ADVENTURE」を新設定。
4WDシステムが売りのRAV4は、
ADVENTUREとG ZPackageに
ダイナミックトルクベクタリングAWDを世界初として、
売り出した。
そのため、ガソリン車のほうが、
RV感を強めにADVENTUREを
ガソリンモデルのみで発売していたが、
時代の流れが、カーボンニュートラル(脱炭素)を目指している。
世の中で、ハイブリッドモデルを追加せざるおえない、状況だったのかもしれない。
今回は、ハイブリッドモデルに「ADVENTURE」が追加になったのが、
グレード変更として大きな目玉になっている。
その他、細かいところも変わっているので、
その詳細を以下見ていきます。
主な変更点(仕様)
●ハイブリッドにADVENTUREを追加
●ハイブリッドADVENTUREのヘッドライトの意匠変更
●LEDルームランプ採用
●シートベンチレーション(ADVENTURE、G、GZPackageに採用)
●ADVENTUREに置くだけ充電不採用
●ブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックオートブレーキ標準採用
(ADVENTURE)
●ボディーカラーの変更
シアンメタリック廃止
グレイッシュブルー追加
●アルミホイールデザイン変更
価格変更比較
メーカーオプション金額変更点
●Xグレードのメーカーオプション金額変更
◯225/60/R18アルミホイール44,000円 → 49,500円へ
◯BSM(ブラインドスポットモニター)・パーキングサポートブレーキ
84,700円→68,200円へ
●ADVENTURE
◯パノラミックビューモニター オプション価格145,200円 → 60,500円 へ
(BSM&RCTAが標準のため、その差額84,700円下がった)
まとめ
今回の改良により装備の変更もあるとはいえ、
価格は、高くなる。
最近、どの車種も、変更・改良があれば、、
本体価格は上がっている。
差額が小さいグレードでも31,000円以上金額が変わる。
装備が増えるた分を考えれば致し方ない。
ADVENTUREは、177,000円の値上げだが、
ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキは、
標準になっているので、実質的には、3万円ほどの値上げだ。
なお且つ、LEDルームランプやホイールの変更等考えれば、
これもまた、致し方ない。
すでに新しいモデルしか注文できない。
更に最近は、部品調達ができておらず生産数が大幅に落ちており、
とにかく注文しても納車が長引いている。
その期間も含めて、検討をしたほうが良さそうだ。
最後に一言。
今回の変更の目玉は、
ハイブリッドモデルにADVENTUREが加わったことだ。
次回の変更がどうなるのかもワクワクする。
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