はじめに
RAV4は、2021年秋にも変更があったばかり。
しかし、1年経って、
排ガス規制に対応する為、変更がある。
それに伴い、車両本体価格も上がる予定だ。
近年、コロナの影響で部品不足もあり、
車の納期は、過去考えようもない、納車期間が
かかっている。早い車でも、3ヶ月以上。
ハリアーに関しては、生産見込みがたたず、
オーダーストップになっている。
今回は、RAV4の何が変わるのか、
まとめてみました。
【結論】変更内容
発表は、10月3日
○法規制対応
○機能変更
○外板色追加
○グレード変更
○グレードごとの価格変更
次に
細かく内容を確認していきます。
1、法規制
2022年11月からのPM規制値導入対応へ
燃料蒸発ガスの測定方法が変更されるため、その対応へ
2、機能変更7選
○次世代マルチメディアの採用
ディスプレイオーディオ・T−connectを採用
コネクテッドナビ5年間無料が標準搭載。
6年目以降は、有料契約が必要になる。
地図更新・施設データ・最適なルート案内を行えるようになる。
ディスプレイオーディオ画面は、10.5インチ
TVフルセグにも対応している。
今後、さまざまな車種で、
このデイスプレイオーディオが採用される。
実際、このコネクテッドナビは、
2022年1月に発売になったNOAH&VOXYから、
採用になっている。その後、新型クラウンでも採用。
続々と今後発売される車両に搭載される予定だ。
ディスプレイオーディオには、2種類用意されている。
ディスプレイオーディオとディスプレイオーディオPlus。
ディスプレイオーディオPlusは、通信型ナビの他に
通信せずに使える車載ナビもついている。
そのためディスプレイオーディオPlusを選択すれば、
通信契約期間が、終了後もナビゲーションの使用が可能だ。
RAV4に関して、今回採用されるディスプレイオーディオには、
前回から同様CD&DVDデッキの採用はない。
音楽試聴や動画視聴は、スマホ連携で使うことを前提に
割り切った機能の採用と言える。
車内Wi-Fiのオプションも加わる。
○TSS(TOYOTA Safety Sense)性能拡大
プリクラッシュセーフティーの機能拡大:
交差点右左折時の対向直進車・右左折時の対向方向から来る
横断歩行者検知機能・緊急時操舵支援・低速時加速抑制機能の追加の内容となる。
○カメラ機能の追加として、一部グレードのオプション設定機能になるが、
パノラミックビューモニターシースルーが採用される。
床下透過表示機能の採用により、車の死角を補える。
この機能は、大型な車でなくとも、とても助かる機能になる。
○デジタルインナーミラー録画機能採用
ドライブレコーダーの機能追加
○ETC2.0採用
○ナノイーX採用
○充電用USB端子TYPE『A』から『C』へ
3、外板色変更&廃止色
ホワイトパールクリスタルシャイン(070)→プラチナホワイトパール(089)
廃止色
シルバーメタリック(1D6)
ダークブルーマイカ(8X8)
アチュードブラックマイカ×シルバーメタリック(2QY)
アチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカ(2RA)
追加色
アチュードブラックマイカ×アーバンカーキ(2ZF)
アチュードブラックマイカ×グレイッシュブルー(2VV)
4、グレード変更
特別仕様車、アドベンチャーオフロードパッケージ採用
今までになかった、ハイブリッドモデルにオフロードパッケージを追加
期待した、GR グレードはなさそう。
5、価格変更
2022年9月更新
○ガソリン
グレード
2WD X ¥2,774,000 ⇒ ¥2,938,000
4WD X ¥3,005,000 ⇒ ¥3,169,000
G ¥3,447,000 ⇒ ¥3,666,000
G Z package ¥3,595,000 ⇒ ¥3,836,000
ADVENTURE ¥3,478,000 ⇒ ¥3,684,000
ADVENTURE オフロードパッケージ
¥3,637,000 ⇒ ¥3,884,000
○ハイブリッド
2WD X ¥ 3,374,000 ⇒ ¥3,538,000
E-FOUR
X ¥3,627,000 ⇒ ¥3,791,000
G ¥ 4,085,000 ⇒ ¥ 4,304,000
ADVENTURE
¥ 4,106,000 ⇒ ¥ 4,303,000
新追加ADVENTUREオフロードパッケージⅡ
¥ 4,503,000
グレードにより、約15万円から約25万円の幅で価格変更(プラス)になりました。
もちろん、機能が上がった分の金額設定になっています。
TVやETC2.0・ナビが標準のことを考えると、15万円くらいにはなりますので、
一概に単純価格アップではなく、内容を考慮すれば、納得の価格設定では、
ないでしょうか?
PHEVに関しては、ワングレード設定
悩む必要なしのワングレード
G グレード ¥ 5,633,000円
特殊な車ではあるものの、馬力性能や
電気のみでの走行も可能なPHEV魅力は、多様です。
まとめ
排気ガス規制は、国の基準のため、クリアしなければ販売できず、
致し方ないが、それに伴い、価格が、大幅に上昇していると言わざる追えない。
しかし、ディスプレイオーデイオがコネクティド対応ナビになることや、
TSS(TOYOTA Safety Sense)の機能向上は、ユーザーにとって喜ばしい。
近年のドライレコーダー付帯率が増える中で、メーカー付の録画機能が、
採用されたのもうれしい内容といえる。
機能が向上されるのは、とてもありがたいが、
納期が、長期間かかってしまうことは、ユーザーにとっては、とても問題だ。
注文から納車まで、6ヶ月から1年以上と言われると、
よっぽどのことがない限り、「今買わなくても良いのでは?」と思って
しまうのは、私だけでしょうか?。
ただ、人によっては、早く注文しなければ、
車検の時期が来てしまったり、
今乗っている車が、故障してしまうかもしれません。
そのことまで、踏まえて早めに検討は、必要になるでしょう。
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