はじめに
アクアのモデルが変わる情報が来ました。
初代は、23年12月発売。
マイナーチェンジは、平成26年12月に行われた。
そこからはや7年。クロスオーバーの導入やGRのモデル追加は、
あったもののフルモデルになるのは、初代から実に10年ぶりとなる。
近年、ヴィッツのハイブリッドモデルや新型ヤリス導入により
販売台数が一気に落ちたアクア。
一時は、モデル終了のうわさも出ていたくらい。
そんなうわさがでてから、数年経ったがようやく出ます。
結論
記者発表が、7月下旬予定。
先行予約は、6月中にも開始になる予定。
ハイブリッド専用モデルコンパクトカーの
首位に返り咲くことができるだろうか。
金額面とコンパクトカーの位置取りが
問題になるだろう。
コンパクトカーの位置では、現在
ヤリスが販売台数をぐんぐん伸ばしている。
「金額面でどこの位置に来るのか」問題だ。
燃費
WLTCモードで、35キロオーバになる。
これは、現行のリッター6キロ向上予定。
燃費向上の新システム
新開発の電池により、EV走行の可能速度域大幅改善。
時速40キロまで可能になる。
現行アクアが時速20キロまでに対して、ヤリスハイブリッドが時速30キロ。
上記の数字を考えると、時速40キロは、驚異の数字だ。
新ドライビングシステム
ハイブリッドの特徴である回生ブレーキを改良。
強回生システムの導入
アクセルを戻しただけで減速できる。
トヨタとしては、初の採用だが、NISSANのe-Powerでは、採用されている。
厳密には、同じものではないが、アクセルを戻してパワーに変える原理は一緒。
もともと回生ブレーキは、トヨタがハイブリッドシステムに採用したことが始まりだ。
アクセルを戻すだけで、原則ができれば、ペダルの踏みかえが少なくてすむ。
結果的に運転操作が楽に行える。
e-Fourの採用
現行モデルには、なかったe-Fourが採用される。
他社と比べると、ハイブリッドに4WDを採用が少ないトヨタ。
結果遅れをとっていたケースがほとんどだったが、
ようやくe-Fourが採用になる。
ボディサイズ・質感
基本的には、現行と同じサイズ感だが、全高を3センチ高くすることで、
室内空間を快適にする。
現行モデルは、全高が低いことで、空力を考えた設計にはなっていたものの、
運転環境は、圧迫感があり快適なものではなかった。
それを今回のフルモデルチェンジで改善してくる。
合わせて、ヒップポジションを高くし、乗降性を上げる。
内装装備は、ダウンサイザーにも受け入れやすくするため、
合皮のシートや電動シートを採用。クラスを超えた質感に仕上げた。
機能(安全装置・各種装備)
TSS(トヨタセーフティーセンス)を全車標準装備
最新のヤリス搭載と同様。
パーキングサポートブレーキは、自動駐車を採用したものには、
側面でも検知する機能を搭載。
コネクティッド採用により、音声操作を可能とする。
まとめ
今回のモデルチェンジは、間違いなく、いままでのアクアよりも
上級になります。
装備にしろ、質感にしろ向上します。
金額がいくらになるのかによって、売れるかどうか分かれ目になるでしょう。
あまりに高くなるようでは、ヤリスハイブリッドで十分と考えるユーザーも多いはず。
いずれにせよ、10年ぶりのフルモデルチェンジです。
デザインも走りも、全てにおいて期待できる車になるでしょう。
発売が楽しみです。
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