はじめに
3年に一度行われる経済協力開発機構(OECD)の
2018年国際学習到達度調査(PISA)で発覚!
前回の調査でも日本の子どもの読解力低下が指摘されていたが、
今回も結果は、良くなかった事が明らかになりました。
「脱ゆとり教育」を掲げて全国学力テストが始まり学校での
授業時間が増えました。その後、一度は、順位回復したが、
今回の調査では、急落してしまいました。
結論
活字離れや長文に触れる機会が少なくなっているため、
国家指導で読書感想文や簡単な論文を書くような授業を
定期的に小学校のうちから取り入れても良いのではと感じます。
また、語彙力を鍛えるため読書以外でも、落語や漫才と言った
語り手から聞くことも有効だと思います。
読解力低下原因
活字離れというが、消して文字を見ていないわけではないが、
長文に触れる機会が少なくなっていることが、原因と言えよう。
新聞を読む機会は極端に減っている。これは、何も小さい子ども達が
ということの限りではない。
新聞を読まなくても今は、インターネットがあります。
スマートフォンを見れば、ありとあらゆる情報が入ってきます。
また、情報やコミュニケーションの活用の場でSNSは、とても頻繁に
活用されております。
ただ、SNSでは、短文のやり取りやスタンプのような文字のないもので
表現をしていることが多くなります。
反対に、本や新聞を読んでいる習慣をもっている人は、実際に読解力が
高い事が示されてます。
決してSNSが悪いと言っているわけでは、
ありません。
災害時に電話が使えなくてもSNSを活用して連絡が取れたケースも
報告されております。
課題
小さいうちから読解力を上げる教育にフォーカスした授業が
あってもいいと思います。
しかし、学校の授業のコマ数は、英語教育が始まったり、
プログラミング授業が入ったりとこれ以上コマ数を増やすことは、
用意ではないでしょう。
何かを増やすには何かを削らなければ、いけないこともあるでしょう。
教育改革の一環としてこの問題は、国指導で考えなければなかなか
改善されない問題と言っても過言ではありません。
まとめ
「みんなと同じことをやろうとするな」と声を大にして言いたい。
あくまで今回の問題は、日本全体の問題です。
今回は、子どもについてですが、しいては、日本の国民全体の読解力が
低下するというに長期的にはつながります。
スマートフォンやインターネット・ユーチューブ・ネットフリックスが
消して悪いのではなく、長文に触れる機会をしっかり個人個人が持つ習慣を
持つことが大切だと思います。
家庭で読書をする習慣をしっかり小さいうちから持たせるよう
無碍にではなく自然とできる環境づくりを親世代がアシストしてあげることも
大切です。
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簡単に読書の時間を作ろうと思えば楽しく作れます。
読書をすることで、文章を理解するスピードも早くなります。
頭の回転も良くなります。
ちなみに今回の調査で1位を獲得しているのは、
中国です。
中国は、国指導の国です。民主主義の日本ですが、
改善すべきところは、国が大きく舵を取ることも必要なことが証明できます。
以前に「読書」についての記事を3つ書きました。
ぜひそちらも参考にしてください。
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